薬物は「人間の尿」から「農作物」へ:研究結果

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薬物は「人間の尿」から「農作物」へ:研究結果
水不足が厳しい地域では、処理された下水を農業用水などに再利用することが普及しつつあるが、そうした農作物に、人間の尿に排出された薬物が蓄積し、その作物を食べた人たちの尿から同じ薬が微量ながら検出されることが明らかになった。

不足が厳しい地域では、処理された下水を農業用水などに再利用することが普及しつつあるが、そうした農作物に、人間の尿に排出された薬物が蓄積し、その作物を食べた人たちの尿から同じ薬が微量ながら検出されることが明らかになった。

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カリフォルニア州、あるいはイスラエルやスペインなど、特に不足に直面している地域においては、再利用水(処理された下水)を農業用水などに再利用することが普及しつつある(日本語版記事)。

イスラエルの場合、農業者たちが使っている再利用水は、同国の農業で必要とされる灌漑用水の50パーセントを占める。米国の農産物の多くを生産しているカリフォルニア州の場合は、灌漑用水として使用されている再利用水は、農業で必要とされる全量の6パーセントだが、その割合は今後増加すると見られている。

一方、処理された下水で栽培された農作物に、人間の尿に排出された薬などが蓄積し、その作物を食べた人たちの尿から同じ薬が微量ながら検出されることが明らかになっている。

イスラエルの研究者はこのほど、無作為の単盲検法(シングル・ブラインド・テスト)による試験的研究で、てんかん薬「カルバマゼピン」を服用している人の尿の中にこの薬が排出されたあと、再利用水で栽培された農作物にこの薬が蓄積し、最終的に、こうした作物を食べた(この薬を服用していない)人たちの尿から検出されることを明らかにした。

人類が増えすぎたため、環境汚染がひどくなってきている。それがだんだんわかってきた。今回のコロナウイルスも人類への警告かもしれない。

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