月2000ドルを6カ月間給付する法案提出へ…一度だけでは効果は薄い。銀行口座や住所を持たない人へも配慮

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口座のない人にも月2000ドルを配る方法はある

小切手の利用は、新型コロナウイルスの感染リスクに加えて、換金に高額の手数料を請求されることもある。

Patrick Foto/Getty Images

  • アメリカ国民に月2000ドルを給付する法案が、下院民主党から提出された。
  • 経済回復するまで続けられるこの給付金は、銀行振込に加えてVenmoなどの決済ツールによる受け取りを可能にするという。
  • これにより、銀行口座を持たない数千万人のアメリカ人が、高額な手数料を取られる小切手換金サービスの利用を回避できる。
  • この提案が上院と大統領に承認されて法律として制定される前に、下院を通過する必要がある。

多くのアメリカ国民が、新型コロナウイルスに対抗する経済刺激策としてアメリカ政府から1200ドル(約13万円)の給付金を受け取り始めた。だが銀行口座を持たない国民にとって、この給付手続きは合理化されているとは言えない。

史上最多となった3月以降に失業した人々を支援する、そして低迷している経済を活性化するためにはたった一度の給付では不十分ではないかという懸念の中で、2人の民主党議員がさらなる給付金の法案を提出した。

ティム・ライアン(Tim Ryan)とロー・カンナ(Ro Khanna)両議員が4月14日に発表した緊急資金法案は、16歳以上で年間所得が13万ドル(約1400万円)未満のすべてのアメリカ国民に、毎月2000ドル(約21万5000円)を、少なくとも6カ月間給付するものだ。

この法案には、最初の給付金で生じた混乱を軽減するための対策が含まれている。それが、電子決済だ。給付状況をアメリカ内国歳入庁(IRS)のウェブサイトで確認できるようになった初日の4月15日、多くの人々が(2018年と2019年に税金を支払っているにもかかわらず)、IRSが給付金振込のための銀行口座情報を把握していなかったと報告した。

「緊急資金法案は、誰もが銀行口座や小切手を送付する住所があるわけではないという前提に立っている」と、カンナ議員は報道発表資料で述べた。

「この法案では給付金を、銀行口座振込や小切手、プリペイド型デビットカードのほか、Venmo、Zelle、PayPalなどの電子決済サービスで受け取れるようにする」

これによって、アメリカ全世帯の4分の1が該当するとみられる銀行口座を持たない人々が、小切手換金サービスの高額の手数料支払いを回避できるようになる。また、アメリカで60万人以上が感染している新型コロナウイルスのリスクを冒して外出することもなくなる。

アメリカは国家の危機ととらえ、救済も本気モードになってきましたね。

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