無印良品が楽天市場に出店 〜コロナによって移り変わる消費のカタチ〜

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2020年6月1日より無印良品はインターネット・ショッピングモール「楽天市場」にて、「無印良品 楽天市場オンラインショップ」を公開した。

無印良品 楽天市場オンラインショップでは、衣料類や日用品といった様々なジャンルの商品が約200種類にわたり販売されている。

無印良品では、無駄な行程や梱包を省くことで価格を抑えることに成功し、従来は商品の成り立ちや意味、素材の背景を顧客に伝えるために、店舗と自社のネットストアをメインに販売をしていた。

 

しかしながら、新型コロナウイルスの影響で自粛ムードや緊急事態宣言の発令により、多くの店舗で営業時間が短縮されたことで購入機会が大きく減少。

これを受け、楽天市場は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐことや、より便利に無印良品の「くらしの基本となる品々」の販売機会を増やすこと、また商品を求める顧客の利便性を向上させること等を目的に今回のショップオープンに踏み切った。

 

無印良品は今回オープンした楽天市場の他にも、アスクルが運営する通販サイト「ロハコ(LOHACO)」でも販売開始。さらに2020年5月にはAmazonでも販売を開始している。

現段階の取り扱い商品は、フレンチリネンの衣料品や、子供用のパジャマ、掃除用品など、暮らしの必需品である日用品が中心。

商品ラインナップについては今後拡充される見込みだ。

注文の際には3,980円(税込)以上の利用で送料が無料になる(一部地域を除く)他、楽天市場で買い物をすることで獲得する「楽天ポイント」が貯まることや、利用することも可能。

利便性の向上だけでなく、新たな顧客の獲得にも期待が高まる。

新型コロナウイルスの影響で倒産が相次ぐ

6月1日、帝国データバンクは新型コロナウイルスの影響による倒産が200件を超えたと発表した。

業種については「ホテル・旅館」が39件で最多と、自粛ムードを受け国内旅行者の減少が背景にある。

続いて「飲食店」が25件、「アパレル・雑貨・靴小売店」が16件と続く。

日本で新型コロナウイルスの影響による経済の停滞んいより倒産が確認されたのは、2月26日に倒産したコロッケ製造業者、北海道三富屋。

それ以降、2倍のペースで関連倒産が増えている。

 

倒産は中小企業にとどまらない。

5月15日には東証一部上場のアパレル大手『レナウンガ』が民事再生手続きに入り経営破綻。

全国的に緊急事態宣言は解除され、徐々に自粛ムードが薄れてきているものの、帝国データバンクによると、倒産は年間で1万件を超えると見込まれており、会社の規模にかかわらず厳しい状況が続いている。

他にもネットでの販売を始める企業も

新型コロナウイルスの影響を受け倒産が多い飲食業でも、販売方法の転換期を迎えている。

店内飲食をメインに営業していた店舗でもテイクアウトやデリバリーを導入し始めた。

飲食店口コミサイト大手の「食べログ」では、テイクアウト可能店舗を掲載した特設サイトを作成。

無料の食べログ準会員に登録することで、特設サイトに情報を書きこむことが可能となる。

 

また、全国的にお取り寄せも活発になってきている。

これまでは実店舗でのみ購入できていた商品が取り寄せ可能になるなど、これを機会に全国各地の美味しいものを取り寄せて楽しむ人も多い。

さらに、飲食店の仕入れ減少により食材や商品が余った業者も、一般向けに安く商品を提供している。

そういったお得な商品をまとめて掲載しているサイトも多く、Facebookの「コロナ支援・訳あり商品情報グループ」では30%以上の割引率の商品が掲載されている。

 

4月7日に発令された緊急事態宣言も5月25日には全国で解除され、次第に自粛ムードが薄れてきている風潮もある中、第二波を警戒する声も高まる。

消費の形が変わりゆく今、企業は新しい消費の形に合わせた販売方法の導入が求められている。

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