USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が営業再開|入場不可のケースも

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6月8日、大阪にあるテーマパークUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)は、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため2月29日から停止していた営業を再開した。

営業再開にあたり、入場可能となる対象者は8日~14日までは大阪府在住の年間パスポート所持者、14日~18日は前述の対象者に加え大阪府在住者の「ソフトオープン・スタジオ・パス」購入者に限られる。

18日以降の営業についても、年間パスポート所持者と関西2府4県在住者でスタジオ・パス(入場券)の所持者のみ入場可能。

関西2府4県以外に住む年間パスポート所持者については、公式ホームページで各都道府県の移動方針に従うよう呼び掛けている。

営業再開に伴う感染拡大防止策

営業再開にあたってUSJでは感染拡大の防止に取り組んでいる。

来園を予定している人に呼び掛けているのは次の通り。

  • パーク内では常時マスクを着用
  • 入場ゲートで体温測定
  • パーク内での手指の頻繁な消毒
  • 密集を避け他者と距離を取ること

また、新型コロナウィルス感染の可能性が高い下記に当てはまる人は入園が禁止されている。

  • 新型コロナウィルス感染者との濃厚接触をしている人
  • 同居家族や身近な知人が新型コロナウィルスに感染している可能性がある人
  • 過去14日以内に政府が指定する国から帰国した人や、そういった人に濃厚接触した人

さらに、発熱や咳、鼻水、頭痛、味覚異常等の症状がある人に関しても、来園を断るとしている。

 

パーク内においてスタッフやキャラクターとの直接の接触は禁止となっており、キャラクターとのグリーティングも距離を保ったまま行われた。

USJの中でも人気の高いジェットコースターアトラクションでは、街列の間隔を1m以上空けて並ぶことを呼び掛け、1列空けて案内するなどの防止策をとった。

座席や持ち手といった手が触れる部分は定期的にアルコール消毒をし、感染防止に努める。

 

また来園者には「大阪コロナ追跡システム」への登録を呼びかけている。

大阪コロナ追跡システムは大阪府が提供するサービスで、訪れた場所で感染者が発生した際に濃厚接触が疑われる人に向け、注意喚起メールやクラスター発生メールを送信するシステム。

新型コロナウィルス感染者の発生情報発信や注意喚起を行うことで、さらなる感染拡大を防ぐ目的でつくられている。

 

USJではイベントやアトラクションも、中止や延期、運休の対応がとられている。

中止や延期、運休の情報は新型コロナウィルスの感染状況によっても変更になる可能性があるので、公式ホームページの特設ページより事前の確認が必要だ。

完全リモートで作成した動画が話題に

8日の営業再開を前にUSJは公式Twitterにて完全リモートで制作した映像を公開した。

この動画はモーションキャプチャーを利用し作成されており、USJで働くダンサーが各々自宅で踊った動きを反映させたキャラクターが、USJのシンボルともいえるパークにある大きな地球のオブジェクトの前で踊る。

大阪府教育庁とUSJが共同で作成した動画は、振り付けでソーシャルディスタンスを呼び掛けるだけでなく、大きな振り付けでソーシャルディスタンスを保つことができるのが特徴。

各々別の場所で踊っているにもかかわらずそろった動きや、圧倒的な技術力が話題となった。

「ディスタンスでさえも楽しいパークへ」というメッセージと共に締めくくられたメッセージは、8日からのUSJ営業再開へ向け期待を高めるとともに、営業再開にあたって園内でのソーシャルディスタンス保持の重要性を呼び掛けている。

レジャー施設は続々と営業再開

USJ以外にも公共施設が続々と営業を再開させている。

東京池袋にある「サンシャイン水族館」も8日に営業を再開させた。

サンシャイン水族館では館内の混雑を避けるため入場整理券を配布するほか、水槽のガラスをアルコール消毒する等の感染防止策を講じている。

また、人が多く集まる可能性のあるショーやパフォーマンスは、来場客の密集を避けるため現段階ではすべて中止する。

 

長崎県にある「ハウステンボス」では5月16日より県内からの来場者を対象に営業を再開している。

来場者を県内在住者に限定する対策は6月18日まで継続され、その後6月30日まで長崎県在住者の限定を解除し営業する見込み。

なお、この対応は政府からの要請や、感染状況に応じて柔軟に対応するとのこと。

営業再開にあたりホームページには、政府が発表した「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」にのっとり、マスクの着用を義務付けることや熱やだるさといった症状がある人の入園を断る旨が記載されている。

また、開催により混雑が予想されるイベントは中止。

 

国内でもUSJと並ぶ人気のある「東京ディズニーリゾート」では6月1日に「イクスピアリ」の営業を再開した。

一方で「東京ディズニーランド」や「東京ディズニーシー」といったパークについては、休業の延長を発表しており、営業再開予定日等については発表されていない。

 

緊急事態宣言の解除を受け、感染防止策を講じながらも各所で営業再開が進んでいる。

「ウィズコロナ」という言葉も生まれているように、コロナ収束を待って営業を再開するのではなく、「コロナと共存していく社会」を構築するためにも、前向きな判断が求められいるのかもしれない。

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