【新機能まとめ】WWDC20がスタート!「iOS 14」に加え 「iPadOS 14」が発表

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2020年のWWDCが日本時間の23日午前2時からスタートしている。

WWDCとはWorldwide Developers Conference(ワールドワイド デベロッパーズ カンファレンス)の略で、世界開発者会議を指す。

iPhoneやMacBookでおなじみのAppleが毎年macOSやiOSの開発者向けに、毎年1週間にわたり開催しているイベントである。

WWDC20は初のオンライン開催

23日から始まったWWDC20はWWDC始まって以来初のオンライン開催となる。

新型コロナウイルスの流行を受けあらゆるIT企業がオンラインでのイベントを開催しているが、Appleではこれを契機と捉え、Apple上級副社長のフィル・シラー氏は「世界中の数百万のデベロッパーにリーチする画期的な方法になる」と宣言。

 

5月5日にはWWDCのオンライン開催を発表した。

WWDC20は、iOS、iPadOS、そしてMacOSの開発者向けのオンラインセッションで構成され、「Apple Developerアプリ」や「Apple Developerウェブサイト」から無料で参加可能となった。

従来WWDCに参加するには、チケットが抽選制であるうえに1枚1,599ドル(約17万円)と高額なため、今回の無料で全開発者が参加できる形での開催は世界中の注目を集めた。

Appleがこのような形でイベントを開催するのは30年の歴史の中で初となる。

 

WWDC20は23日午前2時から27日までの日程で開催される。

基調講演での発表

これまでにない注目を集めたWWDC20の基調講演では、新たなiOSである「iOS 14」に加えiPad向けOSの 「iPadOS 14」が発表された。

各iOSの新機能は下記の通り。

iOS 14

  • 「Appライブラリ」でホーム画面がより便利に
  • ホーム画面でのウィジェット利用が可能に
  • ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)がiPhoneでも利用可能に
  • Siriの機能やUIが大幅に改良
  • 翻訳機能の搭載
  • メッセージアプリの機能の改良
  • マップアプリの機能拡充
  • 「CarKey」機能の搭載
  • 背面タップでショートカット機能が利用可能に
  • 「App Clip」でアプリの利用がより便利に

iPadOS 14

  • 検索機能が強化であらゆる情報の一括検索が可能に
  • 純正アプリのUIが改良
  • 手書き文字認識機能が追加

iOS 14の新機能

iOS 14では主に10の機能が追加される。

「Appライブラリ」でホーム画面がより便利に

従来ホーム画面にはダウンロードしたすべてのアプリが表示されていたが、新しく「Appライブラリ」が導入されることで、日常的に使わないアプリをページごと非表示設定することが可能になる。

非表示に設定したアプリはすべて自動で整理され、「Appライブラリ」の左上にはおすすめアプリを提示するエリアが追加される見込み。

ホーム画面でのウィジェット利用が可能に

iOS 14では、これまでホーム画面左上から利用していたウィジェットを、ホーム画面に挿入することが可能となる。

これまでホーム画面にはアプリアイコンが並ぶのみだったが、ウィジェットを挿入できるようになることで、ニュースや天気予報、その他アプリの情報等をより簡単に入手できるようになる。

なおウィジェットの大きさや配置場所はユーザーで自由に設定可能。

ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)がiPhoneでも利用可能に

ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)はiPadに搭載されていた機能で、視聴している動画を画面に表示させたまま他のアプリの使用やブラウザの閲覧が可能となる機能だ。

この機能がiPhoneにも搭載される。ピクチャー・イン・ピクチャーの画面はiPhoneの画面のどこにでも配置できるようになる。

Siriの機能やUIが大幅に改良

Appleの音声アシスタント機能として知られる「Siri」の機能やUIが大幅に改良される。

機能面では「Neural Engine」によって音声入力の制度が大幅に向上。ユーザーの声をより正確に聞き取れるようになり、それにともない正確な返答ができるようになる見込み。

UIにおいては、これまで全画面表示されていたSiriの画面がホーム画面の下部のみに表示されるようになる。

翻訳機能の搭載

新しく翻訳機能が搭載される。この翻訳機能ではSiriの音声認識技術を活用し、ユーザーの話す内容を正確に聞き取り別言語へと翻訳する。

翻訳機能の利用には専用のアプリが必要だ。マイクボタンを押し録音された音声は、英語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語、韓国語、アラビア語、ポルトガル語、ロシア語の11言語に翻訳が可能。

なお翻訳機能はオフライン環境下でも利用できる。

メッセージアプリの機能の改良

メッセージアプリでは、重要な会話をピンで上部に固定することができるようになり、グループメッセ維持では自身へメンションがついた場合のみ通知することができるようになる。

加えてインライン機能やメンション機能といった新たな機能も多く追加される予定。

マップアプリの機能拡充

マップアプリにおいて、イギリス、アイルランド、カナダでより正確で詳細な次世代マップが利用可能になる。

ルート検索では渋滞の公共交通機関、車、徒歩での経路に加え、サイクリングルートの検索にも対応。

移動距離や時間だけでなく自転車特有の高低差の情報も確認でき、自転車専用通路や小道を通るルートを選ぶことが可能となる。

さらに電気自動車のルート検索にも対応し、充電エリアや細心の交通情報を表示できるようになる見込み。

「CarKey」機能の搭載

「CarKey」は車の鍵をiPhoneで代用できる機能だ。鍵の解錠、施錠がiPhoneから可能になる。

現段階では利用できる車種は限られており、BMW 5シリーズから利用が開始され、徐々に対応車種が増える見込み。

登録した鍵は「iMessage」を利用し他のデバイスや他のユーザーに共有が可能。万が一鍵を紛失した場合はiCloudから削除することもできる。

背面タップでショートカット機能が利用可能に

アクセシビリティ機能に新たに「背面タップ」が追加される。

この機能は障がいを持つ人もiPhoneを快適に使えるように追加されたもので、iPhone本体の背面を指でタップすることで指定したアクションを動作させられる。

背面タップで割り当てられる機能は、Appスイッチャー、Siri、Spotlight、アクセシビリティショートカット、コントロールセンター、シェイク、スクリーンショット、ホーム、音量調整、画面ロック、簡易アクセス、消音、通知センターなど。

このほかにも自身でショートカットを作成することも可能。

この中からダブルタップとトリプルタップの2種類のアクションに対して機能を割り当てることができる。

「App Clip」でアプリの利用がより便利に

「App Clip」は、アプリをインストールせず、一部の機能のみダウンロードし料金の支払いができる機能である。

この機能ではAppleが設計したApp Clipようのコードのスキャンや、NFCタグ、QRコードの読み取りで画面下からカードが出現、商品の購入や料金の支払いをスピーディーに済ませられる。

メッセージアプリやSafariでのシェアも可能になる予定。

また気に入ったアプリはあとからフルインストールすることもできる。

iPadOS 14の新機能

iPadOS 14では3つの機能が追加される。

検索機能が強化であらゆる情報の一括検索が可能に

検索機能が強化され、アプリの検索やウェブ検索に加え、連絡先の検索やアプリ内の検索等をすべて包括した検索が可能になる。

これによりアプリ起動時でも検索バーの表示ができるようになる見込み。

純正アプリのUIが改良

iPadの各種純正アプリのUIが刷新される。

サイドバーやツールバー等のアプリコントロールが凝縮され、アプリの利用効率が向上、さらに通話が来た際に全画面表示されていた通話アプリが画面上部の身に表示されるようになり、作業を中断する必要がなくなる。

手書き文字認識機能が追加

Apple Pencilを使って書いた文字が文字として認識され、テキスト変換される「Scribble」という機能が新たに追加される。

書いた文字のコピー&ペーストも可能で、文字列だけでなく電話番号を検出しそのまま通話したり、図形や線を認識することも可能になる見込み。

英語、繁体字中国語と簡体字中国語からサービスが開始する予定だが、英語と中国語を混雑しても言語の切り替えを行わずともそれぞれの言語として認識できる。

 

WWDC20は27日まで開催中である。

基調講演で発表された新たなiOSの他にも、新製品の発表など目が離せない内容の発表が続いている。

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