米スターバックス赤字転落

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アメリカのコーヒーチェーン最大手であるスターバックスは、28日に発表した2020年4~6月期決算において、最終損益が6億7800万ドル(約712億円)の赤字であったことを発表した。

新型コロナウイルスの余波

スターバックスでは新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、4月から5月にかけて各国の店舗を臨時休業していた。

休業中も家賃などの固定費は払わなければならず、店舗休業の影響を大きく受ける結果となったと考えられる。

なお2020年4~6月期の売上は、42億2,210万ドルと前年同期と比べて38%も落ち込んだ。

前年同期の最終損益が13億7200万ドルの黒字であったことを鑑みると、今回の赤字がいかに深刻なものであるかがうかがえる。

日本のスターバックスの状況

日本のスターバックスでは、4月9日の緊急事態宣言を受け全国の約850店舗を休業し、緊急事態宣言が解除となった5月19日より一部の店舗を除いて営業を再開していた。

再開した店舗では、ソーシャルディスタンスを保つことができる座席配置にする、入店時にアルコール消毒をしてもらうなど、各店舗独自の感染症対策を講じたうえで営業時間を短縮して再開。

5月19日の段階では緊急事態宣言が続いていた北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫の8都道府県ではドライブスルーを含む持ち帰りのみの販売となり、営業時間も19時までに短縮した。

今後の回復は見込めるのか

スターバックスのジョンソンCEOは、2020年4~6月期の決算を発表後、アナリストとの電話会談を実施。

そこでジョンソン氏は「当社の回復戦略は確実に業績向上に働きかけている」と話したという。

実際にスターバックスでは、主要販売指標であるアメリカの既存8,800店舗のうち4~6月期に営業を続けていた3,100店舗における売り上げが、7月にはプラスに転じたことを説明した。

 

2020年4~6月期の売上は世界の既存店舗で40%減少したものの、コンセンサス・メトリクスの予想を上回る結果となった。

なお売上高の42億2,210万ドル(約4,400億円)はアナリストの平均予想をうわまわっている。

今後の売上の予測として、2020年を通した既存店舗の売上について12~17%減少すると話し、新型コロナウイルスの栄養は2020年7~9月期で「意味のある形で緩和される」と見通しを示した。

 

ほかの地域の既存店舗の売り上げをみると、新型コロナウイルスからの復興が進んでいるとされる中国では19%減少している。

スターバックスは中国において年末までに大幅な回復が期待できると予測した。

 

さらに今回の決算発表後、スターバックスの株は時間外取引で一時7.2%も上昇。スターバックスの今後の回復に対する人々の期待がうかがえる結果となった。

Twitterの反応

スターバックスの赤字転落について、Twitterでも多くの人が関心を示している。

 

現在日本にはスターバックスの店舗が1,553店舗も展開している。

中には店舗内での新型コロナウイルスの感染が確認され、一時的に休業を余儀なくされている店舗もあるものの、各店舗で座席数を減らしたりアルコール消毒を徹底するなど感染防止策を講じ全国で営業を続けている。

飲食業界は引き続き苦境に立たされているが、スターバックスの回復が飲食店回復の契機となるのか期待が高まる。

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