新型コロナ感染者が2日連続で過去最多|旅行会社は悲鳴

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新型コロナウイルスの国内の感染者は増加の一途をたどっており2日連続で感染者最多を更新、「第一波」や「第二波」を上回る勢いで感染が拡大している。

東京都の小池百合子知事は、会食での対策徹底を呼び掛けていたものの、移動の自粛や飲食店への営業時間短縮の要請までは発表しなかった。

新型コロナウイルスの収束の兆しが見えないまま、観光業界ではすでに旅行のキャンセルが入り始めているという。

旅行会社は悲鳴

東京発着を中心にバスツアーを取り扱っている「四季の旅」の社内では、連日ラジオから流れる感染者の急増を伝えるニュースに悲鳴を上げている。

同社では新型コロナウイルスの影響で、今年は売上高の延年割れが続いていたものの、政府の観光支援策である「Go TO トラベルキャンペーン」の対象に東京発着が追加された10月以降、売上が回復しつつあったものの、その途上で再度感染が急拡大した。

実際に今月第2週のツアー予約金額(暫定額)は、第1週と比べて75%程度に落ち込んでいる。

広報担当者は「秋の行楽シーズンの真っただ中で、通常であればこれほどの現象は考えられない。都の感染者数が再び約300人を超えた先週の11日あたりから予約が減少してきたという体感がある。」と語った。

旅行の予約が激減

旅行を予約している人の大半が「Go Toトラベルキャンペーン」に絡んで政府の施策の見直しや中止が怖いと話している。また、県をまたぐ移動の自粛要請が出ても、事業は成り立たなくなるとの不安も口にしている。

 

旅行会社「はとバス」でも、広報担当者は「18日、19日あたりから予約のキャンセルが増え始めた感覚がある」と話している。

現在では依然として予約件数がキャンセル件数を上回っているものの、さらに感染者数が増加すると「Go To トラベルキャンペーンによって高まった“旅行しても大丈夫”というマインドが冷え込んでしまう。」と懸念している。

「仮に来週感染者数の水準が元に戻っても、一度冷えたマインドが回復するには時間がかかる。それが一番怖い。」と不安を口にした。

 

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の桑島敏彦さんは、全国でキャンセルが出ている状況について「1施設で1日数百件単位でキャンセルが出ているのが現状。北海道内の宿泊施設の利用者は6月以降、回復傾向にあったものの、感染の急拡大に伴い11月はキャンセルが相次いでいる。」と話した。

一方でもっとも有効な対策だと考えられている「特効薬」がないのも悩みの種となっている。

マスクの着用、手指の消毒、バス乗車時の検温など「基本的な対策をしっかりと確実に実施していきたい。」と今後の対策ついて話し、感染状況に関しては年末年始の業績に響くということもあり、行方を注意しているという。

日本ではここ数日で感染者が急増

日本はここ数日で感染者が急増している。19日には感染者数が全国で2,388人にのぼっている。1日の感染者数としては18日に過去最高であった2,201人を100人以上うわ回り過去最多となっている。

さらに北海道では7人、大阪府で3人、埼玉県で2人、千葉県で1人、愛知県で1人、沖縄県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、静岡県で1人と併せて21人の死亡が確認された。

現在国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め12万5,932人、クルーズ船の乗員乗客が712人で合計12万6,644人となっている。なお死者数は国内感染者が1,955人、クルーズ船の乗船者が13人の合計で1,968人である。

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