LINEでオンライン診療がスタート

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LINEヘルスケアでは、21日より一部の地域で「LINEドクター」をスタートさせた。

このサービスは医療機関の検索、予約から実際の診療や決済といった一連の流れをすべてLINEのアプリ上で完結できるサービスで、サービスの提供は首都圏の一部の医療機関で行われるという。

オンラインで診療が完結する「LINEドクター」とは

LINEドクターでは、同社が提供しているビデオ通話を利用して、医療機関で診察を受けられるオンライン診療サービスである。当初は11月にサービスの提供を開始する予定だったものの、提供開始が遅れており満を持してのスタートとなった。

LINEアプリに備わっている既存の機能のみで診療が完結するため、新たにアプリをダウンロードしなくてもサービスが利用でき、さらに医療機関の検索から診療代金の決済に至るまで、すべてLINEアプリ上でシームレスに行える。

サービスの利用に関して、処方箋による薬代や配送料といった料金は支払う必要があるものの、同社へ利用料などを支払う必要はない。

最初に首都圏の一部の医療機関でサービスの提供を開始し、実際にLINEドクターを利用したユーザーや医療機関から意見をもらいサービスの改善を図るという。

医療機関は2021年までに2,000か所以上を目指す

また同社では、17日にLINEドクターのサービスを提供する医療機関を2021年の早いうちに2,000か所以上にまで増やすことを明らかにした。

さらに前述の通りサービス開始すぐは東京都や神奈川県などの首都圏でサービスを提供するものの、2020年内に10数か所に広げる方針だという。

「LINEドクター」の利用方法

LINEドクターの利用には、まず診療してもらう医療機関を選び予約に進む。

専用ページに掲載されている医療機関のQRコードから予約ができ、各医療機関のページでは担当医を選択できる。担当医は選択せずとも予約が可能だ。

医師を選択したら次にどういった診療科を受診するのかなどの基本情報を入力し、カレンダーから受診の日時を選択。受診する人の個人情報も入力する。

最後に決済方法や保険証、処方箋の送付先などを登録し、あとは受診を予約した日に実際にLINEのビデオ通話を通して受診する。

 

また医療機関側に向けて、オンライン診療の導入負担の減少を目的として、予約機能やLINEビデオ通話機能、さらに決済機能が搭載された「Basic Plan」の提供を開始する。このサービスは決済手数料を除いて初期費用や月額利用料は無料で利用できる。

さらにLINEドクターを利用する医療機関ではスターターキットの提供を開始する。

スターターキットにはPOPやポスター、利用ガイド、予約時に利用できるQRコードが同封されており、サービスを導入することを示したり、スムーズに導入したりできるようになるという。

 

同社ではすでに「LINEヘルスケア」という遠隔で健康相談に乗ってもらえるサービスを提供していたものの、このサービスはあくまでも健康相談サービスであり、病名を診断したり薬を処方したりできなかった。

今回提供が開始されたサービスでは、予約から診察まですべてがLINEのアプリ上で完結するため、支払いもアプリで手続き可能であるため体調が悪く外出が難しい場合に重宝することが予想される。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、仕事や授業などあらゆるものがオンライン化している中、これまでは病院に行かなければ受けられなかった診療もオンラインで完結するようになった。

3密や接触が避けられる中で、今後もオンライン化や非接触の波が押し寄せることが予測され、これまでは対面が当たり前だったサービスがオンライン化する未来も近いかもしれない。

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