携帯会社各社の価格競争が激化

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先日NTTドコモが月額2980円で月間20GBの容量を使える新しいプラン「ahamo」を発表したことで、携帯会社各社では携帯電話料金の価格競争が激化している。

NTTドコモに続く形で12月9日にはauが、12月22日にはソフトバンクが新しいプランを発表した。これまで高いといわれていた日本の通信料の値下げ合戦については、SNSでも話題となっている。

NTTドコモの新プラン「ahamo」

NTTドコモが発表した新プラン「ahamo」の最大の特徴はその料金と手続き方法にある。

月に20GBの容量が使えるにもかかわらず、その料金は月額2,980円と同社のほかのプランと比較すると非常に安価に設定されている。また国内通話に関しても5分以内であれば定額で利用できる。

しかしながら手続きはすべてWeb上で行わなければならない。これには「デジタル世代」といわれている若者の需要を取り込む狙いがあり、専用のWebサイトから申し込み、サポートなどを受け付けるという。なおプランの変更に手数料などはかからない。

【参考記事】

ドコモ、20代に向け月額2,980円「ahamo(アハモ)」発表
NTTドコモは、3日に20GBバイトのデータ容量で月額2,980円(税別)の新しいプラン「ahamo(アハモ)」を2021年3月から提供することを発表した。次世代通信規格である「5G」にも対応する予定だ。 今回の発表は、菅義偉政権の値...

auが発表した新プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」

auが発表した新プランは、「データMAX 5G」にインターネットサービスを追加して提供するセットプランの一つである。auではこれまで「Netflix」を提供していたが、さらにAmazonが提供するAmazonプライムがセットになる。

加えてスポーツ映像を配信している「DAZN」とも連携し、auの使い放題プランを契約している人が新たにDAZNを契約すると3か月無料で利用でき、3か月を過ぎた後も月額110円(税込)で利用可能だという。

 

しかしながらauの発表はSNSで批判を浴びることとなる。直前に発表されたNTTドコモのプランが価格を重視したプランであったことに対し、auが発表したプランは割引を一切適用しなければ月額9,350円にもなる。

複数の割引サービスを併用すると、6か月間は月額3,760円で利用できるものの、ドコモの新プラン「ahamo」に続いて発表されたことからユーザーの期待が高まった結果、発表されたのが既存プランの延長線上にあるプランだったため批判される結果となった。

ソフトバンクが発表した新プランは「LINE」と連携

22日にソフトバンクが発表したのが、LINEと連携した新プランである。月のデータ容量は20GBとドコモが提供する新プランと同じであるものの、LINEと経営統合したことで「LINE」アプリで発生するデータ通信は20GBにカウントされないという。また手続きもLINEのアプリ上で行える。

ソフトバンクの社長は、ターゲットとなるデジタル世代の多くがLINEを毎日使っていることから、そのLINEが使い放題になることに大きなメリットがあると話した。

契約手続きに関しても、普段から使っているLINE上で行うため、ユーザーにとって手続きのハードルが下がり利便性もあがると考えている。

 

一方でLINEで提供されていた「LINEモバイル」は受付を停止する方針だ。

ソフトバンクはMNOサービスを提供する新しいブランドを立ち上げることに伴い、MVNOサービスである「LINEモバイル」を提供している子会社を100%子会社化することを検討しているという。

現在LINEモバイルを利用している人は引き続きLINEモバイルを利用できるが、新規契約は時期を見て受付を終える見込みだ。

 

ソフトバンクでは従来「ソフトバンク」と「Y!mobile」、「LINEモバイル」と3つのブランドを提供していたが、3つ目のブランドをリブランディングする。

さらに「ソフトバンク=大容量」、「Y!mobile=小~中容量」、「新ブランドはオンライン専用」というように明確に差をつけ、それぞれでの付加価値向上を目指す。

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