数社の珪藻土マットにアスベストが含まれていたとして自主回収

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珪藻土を使ったコースターやバスマットに、法定基準を超えるアスベストが含まれていたことが報じられたニトリホールディングスは、12月25日に、すべての商品の検査を終了したことを発表した。

すでに回収が発表されている商品と合わせると回収の対象は23製品で合計355万個を超える非常に大きな規模となった。

ニトリで珪藻土の商品を自主回収

ニトリホールディングスは、検査対象となっていた177の製品のうち、コースターの14製品とバスマットの4製品に法律で定められた基準値を超えるアスベストが検出したことを発表。

同社ではこれらの商品と同じ工場で生産したコースター1製品とバスマット4製品も回収する方針だという。

 

そそもそもニトリの商品において、基準値を超えるアスベストが発見されたことで回収が発表されたのは、2016年12月から2020年12月16日までに発売されていた9商品241万個だとされていた。

また当初ニトリホールディングスは、当初回収方法が案内されるまで商品を保管して廃棄しないよう求めていた。

アスベストは吸い込むことで「がん」を引き起こす可能性があるということで、以前壁の材料の一部として使われていたことが大きな問題となったこともある。ニトリホールディングスは、現在アスベストがどこで混入したかを調査中で、調査結果については未だ発表されていない。

広島のスーパーでも自主回収

12月28日には、広島市にある大手スーパーのイズミが、珪藻土を使った4つの製品に基準値を超えるアスベストが含まれていたことを発表。

この商品は、北九州市にある商社である「不二貿易」が中国から輸入したもので、イズミが西日本に65点を展開している「ゆめタウン」で8月から約1,200枚を販売した商品だった。

今後販売を中止するとともに、自主回収し、料金を返金する方針だという。

今回の件をうけ「日本珪藻土日用雑貨製造協会」がアスベストを含んでいない商品を発表

今回の一連の件を受け、日本珪藻土日用雑貨製造協会を運営している宇部興産建材は、品質と安全性を担保している同協会認定の珪藻土マットレスの一覧を公開した。

同協会は日本産の珪藻土を原料とし、かつ日本で製造された珪藻土の商品を広めるためにあらゆる活動を行っている。

今回複数の企業、店舗で販売されている珪藻土バスマットにおけるアスベストの基準値超えの問題を受け、同協会では、「当協会の館員企業が製造、販売している珪藻土バスマットについては、アスベストを一切使用していないため安心してご利用ください」とコメントしている。

 

ほかにも基準値を超えていない珪藻土バスマットを販売している店舗にも問い合わせが殺到しており、店舗側は非常に困惑しているという。

実際に珪藻土の商品を専門に取り扱う「soil」の石動博一社長は、一日になん本も問い合わせの連絡が入っていることに触れ、今回の件を受け「珪藻土=アスベスト」といった認識が誤って一般に広がってしまっていることに困っているという。

基本的に珪藻土にはアスベストは入っておらず、全く別物であると石動社長はコメントした。

また同社では専門の期間に調査を依頼し、店舗ホームページ上にアスベストを含んでいないことを掲載することで安全性を証明している。

SNSの反応

SNSでは今回発生した問題について、心配する声があがっている。

 

今回の件をきっかけに、これまでに出てきている以上にもアスベストが含まれている商品が今後発覚する可能性もある。

今回の問題で珪藻土を取り扱う店舗や商品、製造している企業が風評被害に遭わないためにも、現在珪藻土マットレスを所有している人は、しっかりとした根拠のある情報を待って行動することが必要だ。

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