ミスドが出前館と連携、さらに高まるデリバリー需要

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2020年から飲食店や食品スーパーが宅配サービスに力をいれる中、人気ドーナツショップ「ミスタードーナツ」もその波に乗るようだ。

ミスタードーナツの事業会社ダスキンはフードデリバリーサービスとして日本最大級の市場を誇る出前館との連携を開始した。

加盟店が増え続ける出前館

出前館は、2020年3月に大手IT通信会社LINEグループから出資金として300億円を受け取りグループ入りを果たした。

多くのひとが外出を自粛するようになり、在宅ワークが広がったコロナ禍では出前館の加盟店が続々と増え続け、今では50,000店舗以上が利用している。

スマートフォンアプリから簡単に注文可能で、配達がスムーズだと定評がある出前館の需要は高まるばかりだ。

さらに、自店配送と配送代行の両方に対応しているので、店舗の従業員自らが配送することによる信頼感も人気を後押ししている。

出前館の加盟店の中には、これまで全体の10%ほどだったデリバリーの売り上げが50%に到達した店舗もある。

2021年1月からは配送手数料を30%から25%に値下げするなど、加盟店と注文者の両者にうれしい改定を行う予定だ。

宅配サービスでミスタードーナツの売り上げ増を狙う

ミスタードーナツは、出前館と連携して東京都や大阪府などの主要都市16都道府県で宅配サービスを開始した。

加盟店はおよそ80店舗で、出前館の公式サイトまたはアプリから注文できる。

配達サービスが適応されるメニューは、ドーナツセットや新商品セットの販売が中心となり、税込み1,500円以上の注文で送料の割引サービスがあるなど出前館限定クーポンも提供している。

2020年4月〜9月の期間、ミスタードーナツの売り上げは前年度比10%減となり、店内飲食(イートイン)の売り上げは32億円減少した。

いずれも飲食店の営業時間短縮や店内での感染防止策による席の削減が影響している。

一方でテイクアウトの需要は増加し、客単価と客数は両者ともに伸びた。

売り上げは15億に増え、新商品開発にも力を入れている。

宅配サービスの導入によって更なる顧客の獲得に専念する意向である。

増える食品配達サービス

ミスタードーナツは、出前館のほかにもUber EatsやDiDiフードといったフードデリバリーサービスとの連携を検討中だ。

出前館とUber Eatsは配達サービスの中でも二大巨頭と言え、ユーザー数は数千万人を超える。

さらに中国の北京に本社を置くDiDiフードとフィンランドで誕生したWoltが日本上陸を果たし、今後フードデリバリーサービスはますます加速していくだろう。

新規登録による割引や期間限定キャンペーンなど、消費者にとって使いやすくお得なサービスの誕生が期待できる。

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