Amazon、11機の旅客型飛行機を購入

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大手インターネットショッピングサイトAmazon(アマゾン)が、初となる自社保有の貨物機を購入したと発表した。

ユーザー数の増加にともない、世界中の貨物輸送ネットワークの強化により一層力をいれる方針だ。

11機の旅客型飛行機を購入

Amazon(アマゾン)は、各航空会社から合わせて11機のボーイング767-300型機を購入し、旅客型である機内を貨物型に改造中で、運用は2021年内に行われる予定だと公表した。

今回購入した11機のうち4機はカナダのウエストジェットから、残り7機はアメリカのデルタ航空から購入した飛行機で、改造後に「Amazon Air(アマゾン・エア)」による輸送事業で使用する。

Amazon Air(アマゾン・エア)とは

Amazon Air(アマゾン・エア)とは、インターネットショッピングを運営するAmazonの商品を輸送する貨物航空会社で、これまで自社の保有する航空機はなく他社からのリース機を活用するヴァーチャル・エアラインとして事業を行ってきた。

ヴァーチャル・エアラインは運航や事業の運営の一部を外部に委託している運用方法を採用し、重要な経営の部分を自社でコントロールしている。

Amazon Airは2016年に設立以来、アメリカのケンタッキー州にあるシンシナティ・ノーザンケンタッキー国際航空をハブ空港に指定してからおよそ30か所に就航都市を保有している。

2020年8月にはドローン配送サービス事業「Amazon Prime Air(アマゾン・プライムエア)」がアメリカの連邦航空局から許可を取得し、アマゾン独自のドローン配送サービス開始への実現を目指す。

加速するAmazonのサービス

Amazonの利用者数は日本国内において5,200万人以上を誇り、世界中で1億5,000万人を突破している。

Amazonは2020年の新型コロナウイルス蔓延の影響でユーザー数が増えたことにより、6月にはすでに70機あった貨物機に12機を加えた80を超える数の輸送機でインターネットショッピングの需要急増に対応していた。

さらに航空会社が相次いで倒産や経営危機に陥ったことが追い風となり、今回の貨物機自主保有の発表は自然な流れだったという。

米デポール大学の開発研究所が提出したレポートによると、今後8年ほどでAmazonは事業用の航空機を更に200機まで増やすと予想している。

Amazonの純利益は7~9月期の決算で前年比3倍の過去最高利益を更新し、その後も順調に売り上げを伸ばしている。

2020年にはアメリカ以外でドイツの空港で拠点を作り、更なる輸送網の強化を進め、ユーザーにとってより利便性の高いシステムの構築を進める方針だ。

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