オンラインライブ配信の不正売買が頻発

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2020年から、エンタメ業界では歌手やアイドルのライブをオンライン配信する需要が急速に高まった。

新型コロナウイルスが猛威を振るう中でたくさんのアーティストが有料ライブ配信を始めたが、ネット上では違法行為を行う不当なビジネスも見られるようになった。

ライブ配信を行うアーティスト

コロナ禍で観客を会場に呼びライブを開催することが難しくなり、有料ライブ配信を活用するアーティストが増えている。

人気ジャニーズグループやEXILE、サザンオールスターズやスキマスイッチなど有名アーティストが次々とライブの様子を生配信し、視聴者は数十万人を超えて投げ銭や有料電子チケットによる収益化につながった。

活用されているプラットフォームの種類も豊富で、YouTubeやU-NEXT、ABEMA、GYAO!などいずれも有料で視聴することができる。

頻発する違法な録画と販売

ライブ配信を視聴することによって、外出しなくても好きなアーティストのパフォーマンスを観ることができるためライブ配信サービスは2020年からユーザー数が急増した。

新しいエンタメの様式が整えられていく反面、ネット上ではライブ配信を不正に録音・録画して売買する行為がみられるようになった。

SNSを利用して録画したライブ配信を販売する悪質なケースはあとを絶たず、EXILEの所属会社であるLDH JAPANは2020年10月に公式サイトで注意喚起をしていた。

適用される罰則

一般的に、ライブ配信映像は著作権法上保護される対象で「映画の著作物」に当てはまるため、無断で録音・録画したものを販売したり交換する行為は著作権の侵害と判断され、違法となる。

歌や演奏としての音楽も著作権が発生し「音楽の著作物」とされるので無断で録音する行為も違法である。

ほとんどのライブ配信サービスでは無断での録音・録画を厳しく禁止しており、売買や交換にいたらない私的用途でも違法となる場合がある。

こうした違法行為をすると、損害賠償の請求や差し止め、重大な場合は多額の罰金や懲役を科せられることもあるので注意が必要だ。

売り手はもちろん、違法に録音・録画をされたものと知っていながら購入や交換する場合も法的に罰せられるリスクが生じるため、SNS上でのやりとりには十分に気を付けなければならない。

エンタメ業界が厳しい情勢を改善しようとしている裏側で、マナーを守らずに利益を得ようと不当なビジネスが横行している。

ネット上では以前から映画やドラマ、写真などの著作権に関する問題が絶えず、改善するためにはSNSを使用するユーザーそれぞれが犯罪に加担しないように心掛けることが大切だ。

 

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